四国八十八カ所の奥の院を巡ります。
奥の院は、「本堂よりも奥にあり、秘仏や開山祖師の像などが安置されているところ」と言われていますが、札所の起源を示したり、ゆかりの深い場所でもあります。奥の院を巡るということは、昔の遍路の足跡を辿ることで、四国霊場の世界を深く知ることにもなります。
一口に「奥の院」と言っても、その寺社の内容はさまざまです。
八十八カ所の遍路道沿いや境内にあり、行き易いところもあれば、奥深い山の中にあり、しっかり歩かなくては行けないところもあります。またお寺によっては、本寺よりも立派なところもあれば、無住で廃屋寸前と思われるようなところもあります。奥の院は、それぞれが実に個性豊かで、バラエティに富んでいるのです。なお、奥の院は八十八カ寺全てにあるわけではありません。
奥の院巡りは、「八十八カ寺を全て周った後に行くイメージがありますが、八十八カ寺とは別の趣きの、個性豊かな寺社ばかりなので、奥の院から遍路を始めてもいい」(野田先達)と言われます。ウォークの行程もあるので、若い方にもぜひご興味を持っていただきたいです。
今回は、徳島市在住の野田先達が同行。添乗員も付きますので、しっかりサポートいたします。大型バスでは行けない、少人数のプライベートツアーとなります。
<主な訪問先> ①1番奥の院・東林院……弘法大師が自ら鍬を持ち種を蒔き記念されたことから種蒔大師と言われます。②3番奥の院・愛染院…大師自らが不動明王の坐像を刻まれています。③4番奥の院・五百羅漢……お釈迦様の弟子・羅漢を五百体集めています。④12番奥の院・蔵王大権現……今回一番の難所。焼山寺本堂から往復で、山道を1時間30分歩きます。焼山寺山山頂(標高930m)に蔵王大権現が安置されています。道中には、焼山寺謂れの大蛇封じ込めの岩があります。⑤14番奥の院・慈眼寺……十一面観音を本尊とし、脇に弁財天、毘沙門天を安置。⑥13番奥の院・建治寺……本堂安置のご尊像は大師自らの作と伝えられています。⑦19番奥の院・星の岩屋……空海が星を封じたという大岩窟と裏側から見る裏見の滝、さらに奥の、仏陀石(石仏ピラミッド)は必見です。⑧20番奥の院・慈眼寺……不思議な洞窟を護摩を焚いて清め、悪魔悪龍を封じ込めたことから穴禅定として伝わっています。今回は穴禅定はしません。別格3番のお寺でもあります。
※第2回(近日開催)は、18番、19番、21番2カ所、22番、23番の奥の院を1泊2日で巡ります。
※奥の院の選定は、選者により異なりますが、もっとも一般的な寺社を選びました。
※納経所が遠く離れたところにあったり、不在だったりなので、すべての納経はできません。
<ツアー料金に含まれるもの>
◎2日間のバス代、乗換えタクシー代
◎2日間の昼食代
◎宿泊代(2食付・シングルまたはツイン使用)
◎ガイド代
<ツアー料金に含まれないもの>
◎ご自宅~徳島までの交通費
◎納経代
◎現地で発生した追加飲料、お土産代など。
<旅行企画・実施>
徳島県知事登録旅行業 第2種60号
阿波観光バスサービス㈱
募集型企画旅行
<受託・取扱>
徳島県知事登録旅行業 第3種162号
(一社)ツーリズム徳島 神山営業所