鳴門塩田発祥の地と言われている『えびす山』には、事代主神（商売繁盛のえびす様）が祀られた蛭子山事代主神社があります。また、この『えびす山』を中心とする半径１ｋｍの地域には、事代主神（えびす様）を祀る神社が１３社もあり、えびす様の密集地ともなっています。そのうちの７社は、桑島八幡神社由来の“桑島七蛭子”と言われ、徳島県神社誌には「安芸の宮島の七浦七恵比寿にならって、神社を中心に村内の各組に事代主神（えびす様）を奉斎し、『七蛭子』とした」と記載されています。今回は、旧暦の“えびす祭り”の日に、その『七蛭子』を巡りながら、“商売繁盛”のまち歩きを楽しみます。