home > 未分類 > 【2024年4月19日予定】徳島が生んだ日本SF、ミステリーの父・海野十三(うんの・じゅうざ)ツアー計画中!

【2024年4月19日予定】徳島が生んだ日本SF、ミステリーの父・海野十三(うんの・じゅうざ)ツアー計画中!

この写真のダンディーな方をご存じですか?
ヒント1=昭和40年代ポプラ社
ヒント2=日本SF界
ヒント3=徳島市出身
答えは海野十三(うんの・じゅうざ)。
徳島市に明治30(1897)年に生まれ、昭和24(1949)年に結核で亡くなるまで数々の小説を発表しました。
「電気風呂の怪死事件」「深夜の市長」「蠅男」「東京要塞」「十八時の音楽浴」などなど。
写真は昭和初期の作家としてスタートした頃のもの。(写真提供=海野十三の会)
昭和40年代に小学生だった男の子たちには、ポプラ社の単行本シリーズが懐かしいのではないでしょうか?
私もその一人。
江戸川乱歩の少年探偵団シリーズはむさぼるように読みました。
そしてポプラ社の名前も未だに鮮明に記憶に残っています。
本屋や学校の図書館にもたくさん並んでおり、江戸川乱歩の本の横に海野十三があり、当時は読み方があやふやで「うみの・じゅうさん」と呼んでいました。でも1冊読んでみたら、江戸川乱歩とは違った面白さで、海野十三にもはまりました。
海野十三が徳島出身というのを知ったのはそのあとしばらくしてから。
江戸川乱歩や横溝正史とも親しく、徳島公園にある海野十三文学碑には、
乱歩が「豊饒な作品によって推理小説界に重きをなし、科学小説の先駆者であった」と記しています。
また横溝正史とは頻繁に手紙をやり取りしており、十三が亡くなった知らせの後に、最後の手紙が届き号泣したと言われています。
来年は十三がなくなって75回忌にあたります。
この功績を今後共伝承し続けられるよう、現在、海野十三の会のご協力を得て、ツーリズム徳島神山営業所では、来春、1泊ツアーを計画中です。
詳細が決まりましたら、報告させていただきます。
ぜひご期待ください。

pageTop