奥の院めぐり徳島編(全2回)に続く高知編です。高知編からのスタート参加ももちろんOKです!
奥の院は、「本堂よりも奥にあり、秘仏や開山祖師の像などが安置されているところ」と言われていますが、札所の起源を示したり、ゆかりの深い場所でもあります。奥の院を巡るということは、昔の遍路の足跡を辿ることで、四国霊場の世界を深く知ることにもなります。
一口に「奥の院」と言っても、その寺院の内容はさまざまです。
八十八カ所の遍路道沿いや境内にあり、行き易いところもあれば、奥深い山の中にあり、しっかり歩かなくては行けないところもあります。またお寺によっては、本寺よりも立派なところもあれば、無住で廃屋寸前と思われるようなところもあります。奥の院は、それぞれが実に個性豊かで、バラエティに富んでいるのです。なお、奥の院は八十八カ寺全てにあるわけではありません。
今回も、徳島市在住の野田実峰先達が同行。添乗員も付きますので、しっかりサポートいたします。大型バスでは行けない、少人数のプライベートツアーとなります。
<主な訪問先> ①24番奥の院・一夜建立の岩屋(いちやこんりゅうのいわや)……一夜にして岩を削り室を作り、唐から持ち帰った大理石の如意輪観音様を納めたと言われています。②28番奥の院・爪彫り薬師(つめほりやくし)……弘法大師自らが薬師如来を刻んだ楠の霊木を祀り、首から上の病に特に霊験があると伝えられています。③36番奥の院・波切不動尊(なみきりふどうそん)‥‥この奥の院は青龍寺から400mの山道を歩いて行きます。後半、ロープを伝いながら行く悪路です。履きやすい、登山靴がベストです。手袋もあればいいですね。また、永年女人禁制とされてきました。お参りの際には、履物を脱ぐという習わしもあります。④30番奥の院・安楽寺(あんらくじ)‥‥1993(平成5)年まで30番札所だったところで、その後は奥の院とし、現在に至ります。⑤31番奥の院・船岡堂(ふなおかどう)‥‥竹林寺西参道の木々に囲まれた中にあり、桜の名所でもあります。明治中期の住職・船岡和尚が生きながら棺に入り、この地で人々の願いを叶えようと誓願したと言われています。⑥34番奥の院・本尾山奥の院(もとおざんおくのいん)‥‥修行中の空海が黙思思考し、太平洋の黒潮の流れを眺め仏教開眼の礎を築いたと言われる「弘法大師のもたれ岩」があります。今回の奥の院めぐりのハイライトです。⑦37番奥の院・矢負いの地蔵(やおいのじぞう)……岩本寺境内にあります。観音様を深く信仰する狩人が絶望で自らの胸に矢を撃ちましたが、傍らの地蔵が身代わりになり、「矢負いの地蔵」として奥の院の本尊として安置されています。⑧29番奥の院・毘沙門堂(びしゃもんどう)‥‥弘法大師がこの滝(高さ31m)に打たれ、毘沙門天を彫り、これを祀ったと言われています。
※奥の院の選定は、選者により異なりますが、もっとも一般的な場所を選びました。※納経所が遠く離れたところにあったり、不在だったりで、すべての納経はできません。
今回は、奥の院めぐりだけでなく、他の楽しみもあります。初日の昼食には室戸名物の金目鯛丼、2日目は四万十ポークの生姜焼をご用意しています。絶品です!また宿泊は、オリエントホテル高知。最近リニューアルし、食事の評価が高いホテルです。近くにはひろめ市場(徒歩12分)も控えており、早目のチェックインを予定しています。(尚、夕食はホテル内で用意しています。ひろめ市場には2次会または0次会でご利用ください)このホテル、野田先達のお気に入りのホテルです!
<ツアー料金に含まれるもの>
◎2日間のバス代
◎2日間の昼食代
◎宿泊代(2食付・1人1室利用。ご希望でツイン利用も可)
◎先達、添乗員同行
<ツアー料金に含まれないもの>
◎ご自宅~徳島までの交通費
◎納経代など参拝に要する費用
◎現地で発生した追加飲料、お土産代など。
<旅行企画・実施>
徳島県知事登録旅行業 第2種60号
阿波観光バスサービス㈱
募集型企画旅行
<受託・取扱>
徳島県知事登録旅行業 第3種162号
(一社)ツーリズム徳島 神山営業所






